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ニキビは跡が残る?

にきびはきちんとケアを行えば、跡はほとんど残ることはありません。
しかし、ニキビが出来た際にきちんとケアをしなかったり、触ったり、潰してしまったりすると、跡が残ってしまいます。
にきび跡の種類としては大きく二種類あります。

まずは陥没型です。
もし、ニキビが出来た際にちゃんとケアをせず、にきびが悪化してしまい、細菌が入り込むことで炎症が引き起こされます。
すると、皮膚の表面だけでなく、真皮、さらに皮膚組織にまで損傷してしまいます。

その結果、ニキビが治っても、傷ついた組織は復活しないので、まるでクレーターのような陥没した跡が残るのです。
さすがに組織の完全な回復は難しいものですが、肌のハリを良くすることで目立たなくすることが出来ます。
そのため、お肌のハリを保つための化粧品やコラーゲンの摂取がオススメです。

2つ目が、シミのように黒ずんでしまう、色素沈着型です。
この色素の原因はよく紫外線が皮膚に当たることで引き起こされる日焼けの原因となるメラニンです。
にきびの他にも別の原因で肌が傷ついた際には、メラニンが作られます。

これは、細胞を守るためなのですが、傷が治っても、メラニンが上手く代謝されて消えずに残ってしまうと、そのまま皮膚に沈着してしまい、結果として黒ずみとなってしまうのです。
このニキビ跡が残ってしまった際には、シミと同じ現象なので、シミを取るためのビタミンC 配合の化粧品や、美白化粧品を使うことが薦められます。
治療法はこのように挙げられますが、場合によってはニキビ跡が残ることも考えられます。

そのため、重要なのは、にきびにならないように予防をきちんと行うことと、にきびになったら、きちんと早め早めに治療を行うことです。
今では様々な市販薬がありますが、選び方、使い方を誤ると、逆ににきびを悪化させる原因にもなります。
にきびは立派な皮膚の疾患ですので、できれば専門医に相談して、薬を処方してもらいましょう。

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