効く薬

ニキビって遺伝するの?

うちは皆ニキビになりやすい肌だ・・・
そう思ってニキビになっても仕方ないと思ったことはありませんか?
実は、ニキビに直接関連する遺伝子はありません。

しかし、体質は遺伝するのです。
例えば、肥満体質であれば、皮脂が皮膚の表面に溜まりやすく、ニキビになりやすい肌、と言えます。
アレルギー体質の人であれば、皮膚が弱い傾向が強いので、人よりにきびができやすいかもしれません。

また、家族の食生活や性格的な部分でも、ニキビの出きやすさが変わってきます。
脂っこいメニューが中心であったり、肌はゴシゴシ洗ってこそ洗うことだ、というような家庭であると、ニキビになりにくい肌でもニキビを作ってしまいます。
そのため、ある程度できやすいポイントがあれど、実際には防ぐことが可能なのです。

もしもともとにきびができやすい体質であるとわかっているのであれば、運動を心がけたり、食生活を見なおして、汗をかいたら長く放置しないようにするなど注意しましょう。
また、顔を洗う時は必要以上の力を加えず、毛穴スッキリ、ニキビ予防の洗顔料でスクラブ入りのものであればゴシゴシこすることは避けましょう。
最近では様々なニキビ対策用化粧水などの基礎化粧品が販売されていて、ネット上でもそれらがランキングに並べられ、口コミも閲覧できるようになっています。

しかし、ランキング上位に食い込んでいる商品でもマイナスの意見はあります。
それは、あくまでも大部分の人の肌に合うからであって、かならず全員の肌に会うというわけではないからです。
オーガニックで、添加物がないからアレルギー肌、敏感肌にも使える、といったような商品宣伝が多くありますが、いくら天然由来の成分しか入ってなくても、その成分にアレルギー反応を示してしまえば意味はありません。

もちろん、人工的なものが入っていないことは良い点ですが、人工的なものだからアレルギー反応が起きる、というわけでもないのです。
ニキビの遺伝子はありません。
でもできやすさに差が出るので、それは出来にくい人より手間はかかるかもしれませんが、予防も治療も不可能ではないのです。

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